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2007.02/25 [Sun]
衝動的感想・新国立劇場「さまよえるオランダ人」

土日ならなんでもいいやと思って適当にチケット買ったのですが、よく見てみたら本日が初日でした。
で、感想です。以下はネタばれを含みますので、これからご覧になる方はご注意願います。
また、最後に暴言がございますのあらかじめご承知願います。苦情は受け付けておりませんです(;´∀`)
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一言でいうとよかったです。
【舞台】長い木の板をつないだものを甲板に見立て、その上で歌手さんたちが歌うというシンプルなもので、作品のイメージは崩れておらずどちらかといえば私めの好みの舞台でした。
【歌手】ブラヴォーなのがゼンタを歌ったアニヤ・カンペさん。声はいいですし、なによりも表現力がすばらしかったです。一途な乙女といった感じのゼンタにひきこまれてしまい、キャラ的には幽霊だか妖怪だかわからん船長LOVEなんておかしいんちゃうか?このヒロイン、精神的に絶対変だぞとか今でも思っているのですが、カンペ@ゼンタを観たあとではゲテモノ好きもここまでいけばアリかもなあ、と妙に納得してしまいました。
気になってパンフを見てみたら、バイロイトの舞台で歌ってました。やっぱり。(無知でスイマセン、例のとおり歌手は殆ど知らないので(;´∀`))
とにかく素晴らしかったです。今度は彼女でエリーザベトとかエルザとかも聴いてみたいなあと思いました。
ウーシタロ@オランダ人、松位浩@ダーラントの歌手陣も聴かせてくれました。それぞれのキャラの個性もちゃんと出ていて、全然飽きませんでした。
ただちょっとひっかかったのがエリック役のヴォトリッヒ氏で、なんか歌い方が一本調子だなあ、と。でもまあキャラがキャラだからこれもアリかな・・・・これがヴァルターとかタンホイザーだったら(・A・)イクナイ!!
【合唱団】前回のマイスターを観たときも思ったのですが、合唱団は見事ですね。年末そこここで演奏される第九の合唱団もこのくらいのレヴェルだったら大満足なんですけどねえ(以下自粛)
【演出】おおっ!と思ったのが終幕部、ゼンタが海に身を投げるシーンですが、ゼンタがオランダ人の船に走って乗り、歌い終わると同時に船が沈んでいくという逆の演出になっておりました。そこでオランダ人は「ああ私は救われたのだ」といった感じで甲板に崩れ落ち息絶えて(たぶん)幕、となっていました。
なんか(・∀・)イイ!!演出だなあと思いました。・・・・なんとなくタンホイザーのラストにも流用できそうです←オイ!
【その他】特筆は字幕でした。ちらちらと字幕も横目で見ていたところ、第2幕、糸紬の娘たちがエリックのことを歌う場面で、字幕が「エリックはキレやすいから」と出てきて笑いそうになりました。また、水夫の合唱のところの「Hussa!」の字幕が「イェイ!」となっていて、かなり楽しい字幕でございました。
【オケ】今回演奏のオケの名は東京都交響楽団。このオケってアマチュアでしたっけ?(´ε`;)ウーン…プロだったらこんなに聞き苦しい演奏はしないと思うんですが。
ひどかったのが金管、なかでもホルン! 前奏曲で1回トチって、1幕でもミスだと明らかにわかったのが1カ所(他にもあったかもしれませんが)。2幕に入ってからも音の出だしがところどころタイミングあってないし、もうなんとかして下さいという感じです。私めも昔、吹奏楽部で楽器吹いてた人間なんでなんとなく状況はわかりますが、それにしたって、音をはずすなんざプロのやることではないです。
あまりに腹が立ったので、帰宅後、デッキでベルリンフィルのオランダ人のCDをかけてしまいました。いつぞや、某交響楽団の年末第九を聴きにいったときも、頭にきて同じことをしましたが(笑)
・・・・日本のオケの特徴たる、メリハリがない、生ぬるい、重厚性に欠けるという点はどうしょうもないものなのでしょうか。正直なところ、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーの管弦楽曲に関しましては、日本のオケで生演奏を聴くよりは、ドイツオケのCD買って聴いていたほうが数倍ましではと感じる今日この頃です(暴言)。
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No title
どうにもオランダ人のエンディングが投身自殺というのが何かしっくりこなかったので・・・・
(だってブリュ姫はジークフリートを呪ってしまったのでこうなるのは仕方ないし、二人で地獄逝き♪で彷徨うのも在りかと←問題発言)